犬の白内障の治療方法

犬の白内障の治療は人間とほぼ同じ方法が取られています。
しかし、手術ともなると少し変わってきます。
人間の白内障の手術の場合には、局所麻酔で日帰りで行うことが可能です。
でも犬の場合には、局所麻酔が出来ません。
ですから、犬の白内障の手術はとても難しく、対応をしてくれる動物病院も少ないのが事実なのです。

一般的には、「様子を見る」「経過観察」ということは多いのです。
それだけ犬の白内障は難しい病気でもあります。
すぐに対応をしないのには、ちゃんとした理由があるのです。

私の身内にもミニチュアダックスを飼っていて、高齢になってきたのですでに白内障になり、今はほとんど眼が見てていないという子がいます。
でも何もしていないんだそうです。
それは犬が視覚には頼らず、嗅覚に頼って生きているということが大きいのだと言われています。

白内障は命に関わるような病気ではありません。
ですから、体力を消耗してしまう外科的手術よりも、ストレスもかからない方法をとるということが多いのではないかなと思います。
今は新しい治療方法もどんどん開発をされてきて、より進んだ治療方法というのが段々使われてきているようでもあります。
ただ対応をしてくれる動物病院が少ないことも事実なのです。

犬の白内障の理由

犬の白内障には様々な理由があります。
高齢の犬にはとても多い病気です。
年齢というのも、犬の白内障の大きな理由だと思います。

しかし6歳以下の犬が白内障にかかった場合には、何か別の原因を考えることが出来ます。
例えば、外傷性のもの。
眼に怪我をしている場合です。
どこかにぶつかって、眼を打ったっていうことだけでも、眼には衝撃が加わっていますから、それだけで水晶体に傷がつくっていうこともあるのです。

またよくあるのが、大型犬と小型犬を一緒に飼っていた場合、大型犬が小型犬に怪我をさせてしまうものです。
大型犬は遊んでいるつもりでも、小型犬にとってはそれが恐怖だったり、怪我の原因になってしまうことだってあるのです。
そういう事故を防ぐためには、飼い主さんの管理ということも大事になってくると思います。

また、内科的な病気が原因で白内障になることもあります。
ですから、特に6歳以下の犬の場合には、白内障だけではなく、全身のチェックをするほうがいいのではないかなと思います。

とにかく異変を感じたら、すぐに動物病院に連れていき、診察を受けたほうがいいのではないかなと思います。
そういうことが白内障早期発見にもつながってくるのではないかなと思います。

犬の白内障になりやすい犬種

犬の白内障は、かかりやすい犬種というのがあります。
それは犬種によって、眼の特徴が微妙に違ってくるということも関係があるのではないかと思います。

一般的には

・ゴールデンレトリーバー
・シェルティー
・ダックス
・ビーグル
・プードル

がかかりやすいと言われています。
もちろん、これ以外の犬種だから白内障にはかからないという保障はどこにもありませんし、上記の犬種であっても、白内障を発症しない犬もいます。
そこには環境であったり、遺伝ということも関係してきているのではないかなと思います。

遺伝というのも大きな要因です。
今は血統書付きの犬を飼っている人がとても多いです。
ですから、自然と弱い犬が生まれてしまうということでもあると思います。
丈夫な犬は割と混血のものが多いと言われています。

人間の都合でどんどん弱い犬が生まれてきています。
それも白内障などの病気にかかりやすくなっている原因でもあるのではないかなと思います。

どの犬にも言うことが出来るのが、高齢になると白内障にかかりやすくなるということです。
これは犬種は関係がなく、高齢になると、眼の中の水晶体が濁ってきてしまいます。
それで白内障を発症してしまうというわけなのです。

犬が白内障になる原因

犬が白内障になる下人はいくつかあります。
ほとんど人間の場合と同じということが出来ます。

1つは高齢に伴う白内障です。
この仕組みは人間の場合とまったく同じなのです。
年齢とともに眼の中の水晶体が濁ってきてしまうということなのです。

そして先天性の白内障。
これは犬種によってもかかりやすいものをかかりにくいものがあります。
ただ人間と同じように個人差があります。
ですから、かかりにくい犬種だから大丈夫という保障は全くありません。
そういうことをちゃんと理解しておいたほうがいいと思います。

それから、他の病気が原因になっている場合の白内障というものもあります。
これも糖尿病が原因ということもあります。
犬だって当然糖尿病になります。
飼い主さんが食生活などに注意を払っておかなければいけないのです。

外傷性の白内障もあります。
何かの拍子に眼に傷がついてしまうことで白内障になることがあります。
そういうことが起きないように、十分な注意が必要になってくると思います。

白内障は急に発症するのではなく、段々と症状が出てくる病気です。
命取りになるような病気ではありませんが、飼い主さんの注意というのも必要になってくるのではないかなと思います。

犬の眼の特徴

犬の眼の特徴というのは、犬種によっても微妙な違いがあります。
ただに人間と大きく違う部分というものがあります。
それは視野です。
犬は眼が顔の横のほうについているので、正面よりも左右に広い視野を持っているのです。
これはかつて犬が狩猟をしていた時代ということにも関係があるのではないかと思われます。

また、識別をすることができる色というものもあります。
人間ほど多くの色を認識することが出来ません。
限られた色の識別しかできないのです。
それでも不便なことはありませんし、なにより犬は視覚よりも嗅覚に頼っている部分が大きいのです。
ですから、多少視力が落ちても対応をするだけの能力を持っているということが出来るのです。

犬種によっては、眼球が飛び出しているものもあります。
それはその犬の能力とも関係があります。
ミニチュアダックスフントがアナグマを捕まえるためにあのような体型になった、ということのようなものでもあると思います。

また、犬は白内障になりやすい動物ということも、1つの大きな特徴であるということが出来るのではないかなと思います。
犬が持っている視力というのは、人と大差がないということも、特徴的なことなのかもしれません。