犬の白内障も手術を行うことが出来ます。
でも問題点もとても多いです。
人間の白内障の手術よりも問題点は多いのではないかなと思います。
まず、犬に局所麻酔をかけることは出来ません。
全身麻酔になってしまいます。
人間だって、全身麻酔には様々なトラブルが伴います。
犬の場合にもトラブルが起きてしまう可能性というのは、とても高いのです。
ですから、手術が出来ないっていうことも実際にはあるのです。
他にも、白内障の手術を行うことが出来る動物病院が極端に少ないということも、大きな問題点だと思います。
最初から白内障の手術は出来ないと言われてしまうことも多いようです。
それだけ特殊な手術でもあると思います。
犬の白内障は多い病気ですし、嗅覚で生きることができ、生活に支障がないということなので、特に治療をしないということがとても多いのです。
これは昔からの流れというか、変わらない点でもあるのではないかなと思います。
人間の場合には日帰り手術も可能な白内障ですが、犬の場合には当然日帰りということは出来ません。
犬にとって、普段の環境とは変わってしまうということは、大きなストレスにもなると思います。
人間の場合と違って、成功率もそんなに高くないというのも問題点なのだと思います。